『こころのチキンスープ』 より~


クリスマスをほんの数日後に控えた、サンフランシスコでのことです。

この時期になると、人々はクリスマスプレゼントを買いに、いよいよ繁華街へ繰り出さなくてはなりません。
お店も通りも、ひどく込み合っていました。
道路の中央に設けられたセメントの島では、なかなか来ないパスや路面電車をたくさんの人が
イライラと待っていました。
私を含めた誰もが、持ちきれないほどの買い物袋を抱えています。
私たちの多くが、そもそも自分たちの友人や親戚は、こんなにたくさんのプレゼントを贈られるような
価値があるのだろうかと思い始めてさえいるようでした。
もちろん、こんなことを思うなんて、私が子どもの時分から教えられてきたクリスマスの精神には
反するのですが…

やっと路面電車が来ました。

私は後ろから押されながら、込み合った電車に乗り込みました。
こんなすし詰めの状態で家まで乗っていくのかと思うと、とても耐えられそうにありません。
座席に座るためなら、何をあげでも惜しくないと思ったほどでした。
私は疲れ切って、よほどぽんやりしていたのでしょう。
乗客がつぎつぎ降りていって、いつのまにか息のつける空間ができていたことにすら、気づきませんでした。

そのとき、私の目の隅に、ある光景が飛び込んできたのです。
やっと5歳か6歳にしか見えない、肌の黒い小さな男の子が、ある女性の袖を引っ張りながら
「座りますか?」 と聞いているのです。
少年はその女性を、自分の見つけてきた近くの空席まで黙って案内しました。
と今度は、別の疲れていそうな人を探し始めました。
こうして席が空くたびに、この少年はすばやく人混みをかき分け、重い荷物を抱え疲れ切って見える
女性を探しに行くのでした。

そして、ついに私は自分の袖が引っ張られるのを感じました。
彼は、私の手を取って、「ぼくと一緒に来てください」 と言いました。
私はこの少年の瞳の美しさに胸を衡かれました。
でも、この小さな愛の使者は、私が席に着きほっとして荷物を床に置くや、すぐにつぎの人を
助けに行ってしまったのでした。
最初、車内の乗客たちは、いつものことながら目を合わせるのも極力避けようとしていましたが
いまはおずおずと視線を交わし、微笑み合うようになっています。
新聞を読んでいたビジネスマンは、隣の人にその一部を読ませてあげました。
床にプレゼントの包みがころがると、三人の人が身をかがめて拾おうとしました。
人々はいまや、おしゃべりさえ始めました。
あの小さな男の子が車内に変化を引き起こしたことは、誰の目にも明らかでした。
私たちはみな、くつろいだ気分になり、そこにはほのぼのとした雰囲気が生まれていました。
そして誰もが、残りの旅を心から楽しんだのです。
私は、その男の子がいつ電車を降りたか気づきませんでした。
ふと目を上げたとき、もう姿はなかったのです。

自分の駅に着くと、私は運転手さんに 「よい休日を!」 と声をかけ、身も心も軽く電車を降りました。
すると、どうでしょう。
わが家へと続く通りのイルミネーションも、いつになくキラキラと輝いているではありませんか。
いえ、本当は、私自身が5、6歳の頃に戻って、幼児と同じ驚きに満ちた目でそれを眺めたに
過ぎなかったのかもしれません。

そして、私はこう考えたのでした。
"これこそが、クリスマスにふさわしい出来事だった。
聖書に 『小さい子どもがそれらを導く』 とあるように‥"

ビパリー・M・パートレット

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みなさーん♪ メリークリスマス!!

そうそう、Google の検索枠に 『 let it snow 』 と入力してみてくださぁい!
画面上部からチラチラと雪が舞い降りてきて、さらには、画面が少しずつ寒さで曇っていきます。
白くなった画面上に、マウスを動かすと絵や文字を書くことも!
Googleから、可愛いイースターエッグ (Easter egg) 仕掛けのプレゼントだよォ♪
※ブラウザで、IEは降らないとの報告もあるため、firefoxかGoogle Chrome で試してみてね☆

どうぞ、素敵な時間を・・・☆∮。・。・★。・。☆・∮。・★・。 ( ̄ー ̄(。-_-。 )ゝ

藤花より。
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by fuzika | 2011-12-25 14:58 | ◇ 出来事@庶民的生活 | Trackback | Comments(0)  Mail ↑TOP
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