2011年 03月 20日 ( 3 )
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『急性被ばく』と『慢性被ばく』、また『局所(部分)被ばく』と『全身被ばく』について‥
この記事も今の現状において、知っておくべきことだし、すごく勉強になったので掲載しますねぇ!特に、本文最後でリンクを張っている‥【被ばくによる健康への影響のまとめ】 の "つぶやき" は、ぜひ、読むことをオススメしたいですぅ!v( ̄ー ̄)v

※以下は‥ひげおやじの秘密小屋さんのブログ記事を、引用転載させてもらったもの。



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テレビでも『被ばく』に関して細かく情報が流れていますが、テレビにしても現時点で一番大事な情報を流すことしかできない模様。 ですので、現状で皆さんが疑問に持ちそうな部分、今後出てきそうな言葉を予想して出来る限り簡単に説明してみます。


◆『急性被ばく』と『慢性被ばく』
報道でも放射線量の値にきちんと単位時間をアナウンスするようになってきましたが、ここで気になるのが1時間あたりの被ばく量(/h)と年間あたりの被ばく量(/y)に関して。 ここで『急性被ばく』と『慢性被ばく』の切り分けが必要となってきます。 勘違いされている方もいますが、ある程度の放射線量においては放射線により細胞が傷ついたとしても細胞は直ります。 だからこそ放射線業務従事者などにも年間に被ばくしても許される線量が設定されている訳です。 ちなみに「放射性物質は?」とか「内部被ばくと切り分けないと」と思う向きもあるかもしれませんが、こと本説明に関しては結局放射性物質から発せられる放射線量の問題なので関係ありません。 ただし違う話もあります、詳しくは次のキーワード『局所(部分)被ばく』と『全身被ばく』も参考にして下さい。

では本題に。 『急性被ばく』と『慢性被ばく』は文字通り“どのくらいの時間で被ばくをしたか?”で切り分けられます。 現状でテレビや政府公式で被ばくに対しての説明(一時的な白血球の減少など)は主に『急性被ばく』に関しての説明で、これにより発症する症状を『急性放射線症』と言います。 症例としては1999年に発生した『東海村JCO臨界事故』などが有名で、推定1~20Sv(100万μSv~2000万μSv)もの重度の被ばくをした3名のうち、2名が死亡するという惨事でした。 ただし上述しましたが細胞には修復機能がある為、同じ放射線量を被ばくしたとしても『急性被ばく』よりも『慢性被ばく』の方がとても症状が軽いのです。 これを『線量率効果』と言います。 これ自体を説明するのは、なかなか難しい話になってしまうのですが、1つ確実に言えることは現時点で時間単位で測定された数値を年間(24時間×365日)に変換し、かつ『急性放射線症』の症例をもって危険性を主張するのは少々乱暴であるということです。 現在でも時間経過により測定される値は分単位で変動し平均化すると減少傾向にありますし、もう暫く様子を見守る必要があるのではないでしょうか。


◆『局所(部分)被ばく』と『全身被ばく』
続いて『局所(部分)被ばく』と『全身被ばく』に関して。 こちらも読んで字の通り放射線を全身に浴びるか、部分的に浴びるか、という話になります。 人間の体は放射線に強い部分・弱い部分があり、どこに浴びたかも気にしなければいけません。 例えば眼球や内臓などは弱い部類に入り、反対に歯や皮膚は強い部類になるかと。 こういった局所(部分)ごとへの放射線の影響を考える場合に『局所(部分)被ばく』という言葉を用います。 が、正直な話、よほど特殊な環境でない限り現状では外部からの被ばく、つまり『全身被ばく』だけを気にしていれば特に問題はありません。 ただ念のため、今後(といっても全国的な問題には成り難い話ですが)問題視されていくであろう『内部被ばく』に関しての話ありますので、これを『局所(部分)被ばく』と絡めて説明します。

ネット上のデマとして”某うがい薬の服用を促す”話が広まり注意されています。 これは甲状腺に留まり易いヨウ素に関して、今回の原発事故により飛散されるだろう放射性ヨウ素への対応策として呼びかけられたことが発端です。 つまり甲状腺に留まった放射性ヨウ素からの放射線により、甲状腺を中心にした被害が出るということです。 これを今回ザックリと当てはめると、放射性ヨウ素による『内部被ばく』であり、甲状腺への『局所(部分)被ばく』だとも言えます。(本当にザックリとした説明で申し訳ない) ただし体内に入った場合にのみ『局所(部分)被ばく』と言うわけではなく、指先や足の裏に付着した場合にも言うことがあります。

もう1点注意すべきこととして、『局所(部分)被ばく』と放射線の種類の問題です。 例えばα線や中性子線は非常に強い放射線で『内部被ばく』した場合に大きなダメージを得てしまいます。 またその為、上述した『線量率効果』も期待できません。 ただし、α線はプルトニウムなどから放出されるため、(今後、注意は必要ですが)拡散量が少なく、空気中でも数センチの飛程(ひてい:放射線が飛ぶ距離)であり『外部被ばく』時は特に考える必要がありません。 また中性子線に関しては核分裂反応が収まっているため、(可能性は非常に低いですが)再臨界でもしない限りは気にしないで結構です。 反対にベータ線、ガンマ線などは屋外では遮へい(放射線を遮ること)が簡単ではありません。 現在、原発から20~30km圏内では目張りをした屋内への退避が呼びかけられていますが、これは放射性物質を落とす(いわゆる『除染』)のが比較的困難な『内部被ばく』を防ぐと共に、ベータ線・ガンマ線からの外部被ばくを防ぐためにも必要となるのです。

さて、色々と書いてみましたがまとめて説明をするのが本当に難しいですね。 一つの説明をするには更に他の説明が必要となりますし、なるべく簡素に書きたかったのですが、相変わらずとっちらかってしまいました。 最後に念のため。 まだまだ不安な日々かもしれませんが、その不安が幾ばくかでも解消されればと書いてみました。
だからと決して楽観視はせず、しかし極度な恐れは抱かずに頂ければ幸いです。

なお、本記載に併せ、以下のまとめがとても勉強になるので参考にどうぞ。
◆@popeetheclown 氏による被ばくによる健康への影響のまとめ

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by fuzika | 2011-03-20 12:33 | ◇ 出来事@庶民的生活  Mail ↑TOP
原子力発電所が 「原爆」 には絶対にならない理由‥
この3連休にかけて、関東の人間が関西方面に避難している人、多いらしいですね~関西の宿泊施設は満杯だとか‥特に世界的カジュアル衣料ブランド「H&M」は、スタッフの家族も含み、約2000人もの人が避難&関西のホテルを占領しているらしく。。。それも、ホテルの滞在費用などはすべて会社負担~って(驚)福島原発に最も近い被災者たちが、関西に避難するならわかるけど~もう少し冷静に、よく調べてよく考えて行動してほしいものです(悲)
これを機に、いろいろと勉強しようと思って~調べていたら、こんな記事をみつけました。

※以下は、GIZUMODOに掲載されていた‥Alasdair Wilkinsさんの記事(翻訳文)を引用させてもらったもの。



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知ることで収まる不安も、あるかもしれません。

福島第一原子力発電所で、次々と問題が発生しています。自衛隊や警視庁や米軍や東京電力や関係のみなさんが命がけでなんとかしようと試みてくれていますが、まだ事態収束のめどは立っていません。見守るばかりの我々は、最悪の場合どうなってしまうんだろう? とつい考えてしまいます。

でも原子力発電所では、いわゆる核爆発が起こることは、原理的に絶対不可能なんです。
なぜでしょう? 以下にご説明します。

 
◆核分裂連鎖反応とは
福島第一原発にある原子炉も、原子爆弾も、成立するには核分裂連鎖反応が必要で、核分裂には核分裂性物質が必要です。核分裂性物質とは、たとえば自然界に唯一存在する核分裂性物質はウラン235で、それ以外のもの、たとえばプルトニウム同位体は、自然にある物質をもとに人工的に「培養」する必要があります。

では、核分裂はどのように起こるのでしょう? ここでは、原子炉や多くの核兵器で使われていウラン235による核分裂を想定します。自由中性子がウラン235にぶつかって吸収されると、ウランが分裂して、軽くて動きの速いふたつの同位体(多くはクリプトン92とバリウム141)になり、さらに新たな自由中性子を作り出します。そしてそれは別のウラン235に吸収され、同じプロセスを繰り返していきます。原子炉はこの過程で生じるエネルギーを吸収するのですが、それは同じ量の石炭を燃やした場合にできるエネルギーの300万倍となります。

自然界に存在するウラン同位体の中で、ウラン235だけがこのような核分裂性を持っています。他のウラン同位体、たとえばウラン238が中性子とぶつかっても、中性子や連鎖反応を起こすエネルギーは放出されません。

核分裂で平均1個以上の中性子が作り出される限り、連鎖反応は永遠に続きます。実際、反応の過程で自由中性子は1個以上作り出されることが多く、よって生産されるエネルギーはどんどん増大します。


◆安全策の数々
こうした核分裂反応によってエネルギー生産が暴走するのを防ぐため、原子炉はたくさんのフェイルセーフや冗長性を持たされています。比較的よく知られているのは制御棒を使うことで、制御棒は「中性子を吸収するが、核反応は起こさない」性質を持つホウ素などの材料からできています。エネルギー生産が暴走した場合、制御棒を原子炉の中に差し込むことで自由中性子を吸収し核分裂連鎖反応をシャットダウンするわけです。ただ、こうした制御棒の扱いを誤ったことが、チェルノブイリの悲劇を生んだひとつの要因でした。

そしてもちろん、もしフェイルセーフや冗長性が何らかの原因で熱上昇を止められなかった場合、つまりチェルノブイリ原発事故や、スリーマイル島原発事故でも起こったような状況になった場合は、きわめて深刻な事態に陥ります。もっともよく知られているのが「メルトダウン(炉心溶融)」という言葉でしょう。これは熱上昇によって原子炉内にある核燃料や原子炉自体の構造物が溶けて壊れてしまうことで、そうなれば高濃度の放射性物質が空気中に放出されてしまいます。

メルトダウンは、短期的にも長期的にも甚大な被害を及ぼしうる事態です。では、核爆発することはないんでしょうか? 福島の原発は、広島や長崎に投下された原爆のようなことにはならないのでしょうか? 

幸い、答えはノーです。核爆発は起こりえません。チェルノブイリで起こった爆発も、核爆発ではなく蒸気爆発でした。もしあれが同等の規模の核爆発であったら、はるかに大きな被害を生んでいたはずです。チェルノブイリでも、核爆発は原理的に起こりえなかったのです。その理由は、原発と核兵器の違いを理解すればわかります。


◆ウランの質の違い
核燃料といえばウラン、を想起しますが、じつは厳密にはそうでもないのです。自然界に存在するウランは核反応には基本的に役立たずで、もちろん核兵器にも使えません。というのは、天然ウランには、核連鎖反応を持続させられるウラン235はたったの0.7パーセントしか含まれていないためです。残り約99.3パーセントはほぼウラン238になっています。

ウランを使って連鎖反応を起こすためには、濃縮して、ウラン235の濃度を高める必要があります。原子炉には低濃縮のウランが使われますが、「低濃縮」とは具体的にはウラン235の濃度が20パーセント以下であることを差します。でも原子力発電所では一般に、ウラン235の濃度が3~4パーセントのものしか使われていません。

一方核兵器の場合、強烈な連鎖反応を起こすために高濃度のウランが必要とされています。「高濃度」の基準は20パーセント以上ということになっていますが、ほとんどの核兵器では濃度80~95パーセントのウランを使っています。たとえば広島に投下された原爆は、濃度80パーセントのウランでした。


◆クリティカル・マス(臨界量)以外のクリティカルなもの
では、低濃度と高濃度では何が違うのでしょうか? なぜ低濃度のウランでは、高濃度のウランのような巨大な爆発ができないのでしょうか? それを理解するために、よく使われているが実はよくわからない、「クリティカル・マス」(臨界量)という言葉をとりあげてみます。「クリティカル・マス」とは、ウラン235のような分裂性物質が連鎖反応を維持するのに十分な量があるということです。

ここでは「マス」、つまり質量がクリティカルなものとされるんですが、じつは核分裂の目的を達成するためには、質量以外にも要件があります。それはたとえば、密度とか形といったものです。

核兵器は全エネルギーを一回の大爆発で放出するように作られている、ということは、その材料は分裂性物質とともに極力ぎっしり高密度に、なおかつ均一な球体として形作られている必要があります。

そうしたデザインは、原子炉のデザインとはまったく異なっています。原子炉は、エネルギーを安定的に制御された形で放出するように作られていて、メルトダウンを起こすようなエネルギーでさえ、核爆発を起こすほどのスピードや強烈さを持つことはありえません。原子炉ではウラン235は直線的に配置されていて、爆発的連鎖反応に必要とされる球体状とは根本的に違っています。また、原子炉級のウランには非分裂性であるウラン238が多く含まれているため、核反応の暴走も停止されていきます。


◆知ることの意義
この記事によって、原子炉事故の危険性を過小評価しようということではありません。チェルノブイリ原発のようにメルトダウンが起こってしまうと、周囲の環境に与える影響は言い尽くせないほどのものになります。チェルノブイリ近隣の町であるプリピャチ周辺地域には、事故から25年経つ現在でも人間が住むことはできません。

福島の原発がどうなるかはまだわかりません。複数の専門家も危険性の高さを指摘しています。でも、こうした危機の真っただ中にあっても、本当に恐れるべき事態と過剰な想像の間には、線を引く必要があります。そのためには、原発の仕組みを少し理解しておくことは、多少役に立つのではないでしょうか。

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※追記
facebook でお友達(アメリカ在住)から、こんなコメントがありました Σ(゚д゚lll)ガーン 怖い,,,

『日本のマスメディア、政治家は一切言いませんが三号機にはプルトニウム239とウラン235の混合燃料が使われています。プルトニウムはウランより不安定で連鎖反応を起こしやすいとされています。また一度放出されるとプルトニウム239の放射能は半減するまでに2万5千年、ウラン235は7億年かかると言われています。メルトダウンは絶対に防いでほしいです』

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by fuzika | 2011-03-20 11:36 | ◇ 出来事@庶民的生活  Mail ↑TOP
犬・猫‥ペットを飼っている方への実用情報~被災した時~
この動画を既にご覧になった方は多いと思いますが‥緊急時、自分のペットをどう対処するべきか‥私もチンチラ猫を飼っているので、ペット被災は人ごとのように思えず (ノ△・。)
いろいろとfacebookにUPされていた情報を、ここに引用転載させてもらうので、ペットを飼っている方は、ぜひ、今後のために参考にしてみてくださいね!




※引用元‥ちよだニャンとなる会 管理人~フリーランスライターの香取章子さんの記事


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◆避難するときは、「同行避難」が原則です
阪神・淡路大震災を始め、被災地のペット動物について取材を続け、『犬と猫のための災害サバイバル』(学研)等、災害とペットの問題について本や記事を書いています。このたびの東日本巨大地震は規模も範囲も大きく、余震等、今後も警戒が必要なことから、猫・犬と暮らす人が災害時にどうしたらよいのか、ポイントをお伝えしたいと思います。

まず、災害に見舞われても、家屋が倒壊したり、火災が発生したり、地域に避難指示が出されなければ、避難する必要はありません。特に東京など、人口が密集する都市では、避難は最後の手段。とりあえず建物内にとどまることが交通渋滞等の混乱を防ぐことにもなります。

ただし、家屋が倒壊する恐れがあるなど、生命に危険を感じたときは、すみやかに避難しましょう。避難時は、「ペットと同行避難」が原則です。猫と小型~中型犬はキャリーバッグやクレートに入れ、大きな犬はリードをつけます。ペットは置いていってはいけません。あとで連れ出しに戻っても、そのときまで無事でいてくれるとはかぎりませんし、飼い主が二次災害にまきこまれる恐れがあります。しかし、猫・犬がおびえて身を隠してしまい、見つからないときは、とりあえず人間が逃げてください。きっと無事で再会できると信じて。猫や犬は、家具・家電などが倒れてきても、人間と比べれば、敷きにならずに逃れる場合が多いのです。

近年では、「地域防災計画」でペットについての項目を設けている自治体が増えています。ペットといっしょに避難所に入れるのか、そのまま避難所で暮らせるのかどうかは明確にされていないことが多いですが、とりあえず避難所をめざしましょう。「ペットは家族の一員」という認識が普及している現在、猫・犬といっしょに寒空の下に追い出されるようなことはないと思います。

◆首輪と迷子札・鑑札、マイクロチップー「個体識別」が生き別れを防ぐ
災害時に家族とペットが離ればなれになることは少なくありません。地震に驚いて猫・犬が家の外に逃げ出してしまったり、身を隠して見つからなくなってしまったり…。阪神・淡路大震災でも、飼い主とはぐれた猫・犬が数多く保護されました。いっぽう、数多くの人たちが、行方不明になった愛犬・愛猫を探しつづけたのでした。再会できた幸運なケースもありますが、そのまま生き別れとなってしまったケースもあります。運命を分けたのは「個体識別」でした。

個体識別とは、ペットの身元を明確にすること。生き別れの悲劇を防ぐために、個体識別ができるかどうか再確認してから、避難しましょう。犬の場合、鑑札と狂犬病予防注射済票を首輪につけていれば、個体識別が可能です。猫の場合は、首輪と迷子札を身につけさせます。迷子札には、家族と猫・犬の名前、連絡先を書いておきます。

マイクロチップは、獣医師が専用の注射器を使って皮下に埋め込む極小の電子標識器具。読み取り機(リーダー)を近づけると、記憶させたID番号が表示されます。そのデータを照会すれば、家族の情報がわかる仕組みです。マイクロチップの装着については、かかりつけの動物病院に相談してください。読み取り機は、保健所、動物愛護相談センター、獣医師会などがが備えています。

◆避難時、猫・犬のために何を持っていくか
災害発生後、被災地に救援物資がとどくまでにかかる時間は通常3日間(72時間)。ペットフードなどの猫・犬のための救援物資については、それよりさらに時間がかかります。その間、猫・犬が持ちこたえられるよう、必要最低限の品物を持っていきましょう。

猫・犬のために持っていく品物のリストです。①飲み水(ペットボトル入りのものが便利です。3日分をめやすに)。②ペットフード(避難時は、缶詰よりドライフードやレトルトが便利。いつも食べているものを3日分をめやすに入れます)。③食器と水入れ(軽量で割れない素材のものを選びます)。④排せつ用品(犬にはペットシーツ、うんち処理袋とスコップ。猫にはトイレと猫砂、スコップを。消臭剤スプレーも重宝します)。⑤グルーミング用品(ブラシやくしのほか、ガムテープがあると抜け毛をとるのに便利)。⑥ベッド・マット・クッション(使いなれてにおいのついたものがあれば、猫・犬は安心します)。⑦おもちゃ(お気に入りのものがあると、ペットのストレス解消に役立ちます。猫のためにはつめとぎを)。⑧常備薬(持病がある場合は、薬を忘れずに)。

避難先では、ペットの居場所を確保することがいちばんの課題。クレート、ケージ、サークルなど、猫・犬を入れておけるものをかならず持って行きましょう。

◆災害をのりきるための「社会化」としつけ
ペットの「社会化」としつけはきちんとされていますか? 避難生活では、見知らぬ場所でおおぜいの他人やよそのペットたちといっしょに過ごさなければなりません。そうした状況におかれても、過度に緊張したり興奮したりしない犬・猫にしておきましょう。ほかの避難住民に迷惑がかからなければ、飼い主も気がねしないですみます。

犬であれば、基本的なしつけが不可欠です。「おすわり」「ふせ」を教えてあれば、落ち着かせることができるでしょう。いちばん大事なことは、むだぼえしないで静かに過ごせること。とくに、クレートに入って静かに過ごせるようにしておきましょう。クレートは、プラスチック製のものが持ち運びに便利です。犬が座ったり寝たり、方向転換できる大きさのものを選びます。「まて」「おいで」は、犬を危険から守るためにも大切です。危ない場所に行こうとしたときに制止したり、どこかに取り残されたときに呼び戻すことができます。

猫については、少なくともキャリーバッグで移動できるようにしておきたいもの。家ではない場所で過ごしても激しいストレスを感じないよう、慣らしておくことも必要です。

◆災害時は猫・犬もストレスによる病気に注意
災害時は、ペットがけがをしていないかどうかに目がいきがちですが、病気にも十分、気をつけてあげましょう。近年「心的外傷後ストレス障害」(PTSD)という言葉が知られるようになりましたが、大地震や津波といった衝撃的な出来事を体験すると、大きなストレスがもたらされ、健康がおびやかされます。それは人ばかりでなく、猫・犬にも起こりうることなのです。長引く避難生活もまた大きなストレスになることはいうまでもありません。

阪神・淡路大震災の例を見てみましょう。兵庫県獣医師会と神戸市獣医師会の調査によると、地震の直後に動物病院に運び込まれた犬・猫では、けがをして外科的な治療が必要なケースより、病気にかかって内科的な治療が必要なケースのほうがはるかに多かったのです。もっとも多かったのは食欲不振、下痢、嘔吐、血便などの消化器系の症状。次が咳、くしゃみ、鼻水などの呼吸器系の症状。いずれもストレスが大きく影響していると見られます。ちなみに、外科的な治療を受けたケースでは、切り傷、骨折、打撲、やけどが多く見られました。家屋の倒壊や火災に巻き込まれての外傷です。

猫・犬の体調の変化に気づいたら、すみやかに動物病院へ連れて行ってあげたいもの。被災地では、獣医師も多かれ少なかれ災害の影響を受けていますが、過去の災害時の例を見ると、みずからが被災しながらも診療を続ける獣医師は少なくありません。かかりつけの動物病院が開いていなかったら、獣医師会、動物愛護団体、保健所などに問い合わせたり、猫・犬と避難生活を送る者同士で情報交換して、診療してくれる獣医師を見つけましょう。

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他にも‥こちらにまとめが!⇒◆災害時のペットへの対応《愛犬・愛猫》
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by fuzika | 2011-03-20 11:00 | ◇ 猫の愛ちゃん@ペット生活  Mail ↑TOP
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