1/7日と、1/15日の祇園は、黒紋付の正装で!簪(かんざし)は、べっ甲を挿します!!

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花街のお正月儀式として、小正月の1月15日までは 舞妓も芸妓も正装の衣装を着ますぅ。
1/7日と、1/15日は‥黒紋付の衣装。それ以外は‥色紋付の衣装。
以前、その期間にだけ "稲穂の簪 (かんざし)" を挿す~お話はしたやんね。
稲穂の簪は、本当にお正月の期間だけなんやけど、黒紋付や色紋付を着る時 (年に数回) には全て‥
置屋に代々伝わる上等な "べっ甲の簪" を挿す~ので、今日はそのお話を♪

妹舞妓が結う 【割れしのぶ】 ・お姉さん舞妓が結う 【おふく】 ‥共に、べっ甲の簪を挿す場所は決まっていて
赤い前髪くくりの後ろあたりに右からべっ甲の簪を挿し、髷 (まげ) の根元に上からべっ甲の櫛 (くし) を挿す。
そして、上の画像では見えないけど、 後ろ側にも "平打ち簪" のかわりに挿すので‥全部で3箇所にべっ甲を。

置屋のお母さんから 手渡される時、『大事なもんやさかいに、気ぃつけんとあかんぇ~』 って言われました。
お座敷でお酒を呑んだり (時にはお座敷遊びゲームも) 、舞を舞ったり‥普段何気なくしていることやけど
べっ甲の簪を挿している期間は、特別に意識しながら 軽い動作にまで注意を払ってたなぁ。。。
お座敷ゲームで沢山呑まされても、気を張ってたせいか あんまり酔えへんかったし (苦笑)
上の画像からも、気ぃつけてるのが よく見るとわかるんやけど、みんなもわかったぁ~?! 
髷の手前にある べっ甲の櫛と髪の間に白い丸い形の物体に注目ゥ!!
この白い物体の正体は‥お相撲さんが髪につける粘土状になった "鬢付けの油" ょ。
ベトベトしてるので、櫛と髪との間をくっつける接着剤の役割を果たしてるのだ~(・_・)......ン?
お正月は、ただでさえ‥おじき して挨拶する機会が多いので、おじきしても べっ甲の櫛が落ちてこないよぅにねっ!!

ちなみに、下の画像だけど‥
上の画像と同じ 【割れしのぶ】 でも 髷の手前は べっ甲の櫛じゃなく、1月の松竹梅の花簪を挿しているでしょ?
この時は 舞妓にデビューしてまだ1年経っていない (下唇だけの紅が特徴) 状態やったので、
置屋のおかあさんから 若々しく見られるように、べっ甲じゃなく、花簪の方を挿すように指示があったから。
昔から花街にいる人しかわからんような、いろんなしきたり~っていうのがあるもんなんやねぇ‥w( ̄o ̄)w ヘぇ~


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by fuzika | 2009-01-10 16:06 | ◇ 京都祇園@花街生活 | Comments(0)  Mail ↑TOP
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