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2004年 06月 30日 ( 1 )
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舞妓&芸妓@思い出話 ~第2話~
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舞妓の必需品=おこぼ (ぽっくり)


【舞妓】 のイメージとして広く言われているのが
『だらりの帯』 と 『おこぼ』 ‥
これは日本でも京都の舞妓だけしか
身につけない貴重な物。
今日は、そんな代表物⇒”おこぼ” についてお話するネ♪


舞妓はだいたい16歳位~20歳前後までの、ある一定期間しかできないんやけど、舞妓でいる間は、ほとんど
毎日、この おこぼ を履きます。(※ホテルのパーティや出張などは、大変なので、ぞうりに履き替えます)
京都弁で おこぼ と言うてるけど、東京などで七五三の時に子供が履いてる駒下駄と同様に近いもので
他の地方では ”ぽっくり” と呼ばれているかな。
おこぼ は新品時に12~15cm程の高さがあって、厚底下駄なんョ(笑) おこぼ の鼻緒の色は、舞妓になってからの年数で変わっていき、最初は可愛らしく赤色、次にピンク、水色、黄緑、紫色などがあって、女将さんや姉さん方が購入して用意してくれはるし、色が変わるたびにお姉さんになった感じで嬉しかったんやんかぁ~♪

d0005476_14373233.jpgおこぼ は基本的に引きずりながら歩きます。そうするとポコポコ音がして、それがまた情緒ある感じになるのぉ~。特に舞妓にデビューしたての頃は中に鈴が入っていて、歩くたびに鈴の音が遠くまで響き渡るので、
『あっ!新人の舞妓や!』 ってすぐにわかってしもぅたもんです(爆)
引きずりながら歩くので当然、底が擦り減ってきて厚底が低くなっていく頃には、月日が流れ、鼻緒の色が変わった おこぼ を購入してもらえる‥ってわけ。でもね、桐で出来ているから質にもよるけど、7~9万円位するらしいわぁ~。 上記の画像は私が実際の履いたことのある おこぼ です。だいぶ底が低くなってるでしょ?足クセが悪いと、左右の高さが違ってきてしまうので、歩くのも修行と思いながら気にして歩いていたのを覚えてます‥ (゜ー゜;Aアセアセ

そうそう‥説明が遅くなったけど、右の画像は、舞妓の頃の私だョ♪
舞妓になって2年目の終わり頃かな。めっちゃ!太ってるでしょ?
イヤン (▽\*)
次のお座敷まで時間で動くので、大股で早歩きしてるけど、慣れてくれば‥あの高さで走ったりもしてたんョ (←自慢★)
ちなみに、この時の鼻緒の色はピンク♪

実は‥約5年の舞妓生活の中で、忘れもしない悲惨な瞬間があったんだ。いつものように、おこぼ を履いて早歩きで大衆の道を歩いていたら、凸凹の地面に足を引っ掛けて、思いっきり転んでしまったのぉ~!!
ふと、気づくと地面のコンクリートに鼻がくっついてました、‥そうです。地面にうつ伏せに倒れるほど勢いよく、こけたの。 (ノ∇≦*)キャハッッ♪ まるで、漫画みたいやったョ。何が悲しい?‥って、その転んだ後、周りを見渡すと、みんな呆然と立っていて、誰も救いの手を差し伸べてくれへんかったぁ。
ほらっ! 『だるまさんが転んだ』 って遊びあるでしょ?あれと一緒。
まるで時が止まったかのように、みんな動かずに私を見てただけなんよね。普通でも近寄りがたい存在やし、多分、一瞬どうしていいのか、わからへんかったんやろうなぁ‥。 オロオロ (゜ロ゜;)) ((;゜ロ゜) オロオロ
そやし、自力で起き上がって、何事もなかったかのように‥プロの舞妓として凛として歩きながら、祇園の街を
過ぎ去っていったのでした‥  <つづく>
by fuzika | 2004-06-30 14:35 | ◇ 京都祇園@花街生活 | Comments(0)  Mail ↑TOP
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